2019年12月30日月曜日

はじめてみました!ふるさと納税。初心者にはギモンがいっぱい!分かったことをまとめてみました?③~問題点や気をつけなければいけないこと~

前回の記事では,「ふるさと納税」がとってもお得で魅力的だということを書きました。

しかし,そこには問題点も・・・。

そして何より気をつけなければ損をしてしまうこともあるようです。

今回はそのあたりを記事にしたいと思います。


1.「ふるさと納税」をたくさんすることの問題点とは?

2.素朴なギモン~自分の住む自治体に「ふるさと納税」すれば一番お得?

3.「ふるさと納税」で損をしないために気をつけた方がいいこと



1.「ふるさと納税」をたくさんすることの問題点とは?

返礼品のある「ふるさと納税」をたくさんするとすごくお得になります。

だけど,ここには問題点が・・・。

お気づきだとは思いますが,「ふるさと納税」をした分だけ,自分の住んでいる自治体の税収が減ることになります。

お得だからといって,みんなが限度額いっぱいの「ふるさと納税」をしてしまったら,自分が住む自治体の税収がとっても少なくなってしまいます。

そうすると,自治体によるいろいろなサービスが低下。

それでは困ってしまいますね。

もちろん,自分の住む自治体も「ふるさと納税」を受け付けていて,住民税が減った分だけ「ふるさと納税」による寄付をもらっていれば問題はないのですが,そう上手くいくはずはないですよね。

どこかの自治体はたくさんの寄付を受けて,別なところの自治体は税収が減る。

ということなので,自分が住む自治体の税収に大きな影響が出ないようには気をつけたいですね。

でも,自分の住む自治体に「ふるさと納税」で寄付をすればいいんじゃない?と思いませんか?

2.素朴なギモン~自分の住む自治体に「ふるさと納税」すれば一番お得?

自分の住む自治体に「ふるさと納税」すれば,自治体の税収は減らないし,自分は返礼品がもらえて一番お得なんじゃないの?

ということで調べてみたところ,そんなうまい話はないんですね。

残念ながら,「ふるさと納税」で寄付できるのは,他の市町村の住民だけということでした。

もっとも,市町村によっては,住民が「ふるさと納税」できるところもあるそうなので,確認してみるとよいと思います。

私の住む自治体も,「ふるさと納税」の寄付を受け付けていて,返礼品もほしいな,と思うものがたくさんありました。

でも残念ながら住民はダメ,ということでした。

まあ,確かに住民みんなが「ふるさと納税」したら,自治体としては返礼品の分だけ余計な出費がかさむわけですから,当たり前か・・・。

市町村にとっても,なかなか難しい制度ですね。

3.「ふるさと納税」で損をしないために気をつけた方がいいこと

この「ふるさと納税」による寄付は,2,000円を超えた分が戻ってきます。

ですから,返礼品のない寄付の場合は2,000円の出費になります。

あるいは少額の寄付の場合返礼品の額が2,000円に満たないこともあります。するとこれもまた,ちょっと損,ということですね。


でも,気をつけなければいけないのは,たくさん「ふるさと納税」で寄付すれば,返礼品がたくさんもらえて,チョーお得,とはならないことです。

なぜなら,自分が納めた所得税・住民税を超えては戻ってこないからです。

自分が10万円しか納めていないのに,20万円も寄付してしまったら・・・。

大損になってしまいます。

でも,心配しないでください。

「ふるさと納税」を扱っている「さとふる」などのサイトでは,収入や家族構成などの必要事項を入力すれば,寄付をいくらまでしても大丈夫なのかという「限度額」を概算してくれるようになっています。

でも,まだ気をつけたいことが・・・。

みなさんは確定申告をしていますか?

我が家の収入は給与所得なので,源泉徴収されています。

でも,医療費などが結構かかっているので,最近は毎年確定申告しています。

すると,納めた税金の一部が戻ってくるんですね。

これが案外ばかにならない額になります。

ちょっと手間はかかりますが,確定申告はオススメですよ。

ということで,ここで問題が・・・。

確定申告で税金の控除を受けるということは,「さとふる」で計算してくれた「限度額」より実際には少ないはず・・・。

我が家は去年の分の確定申告でかなりの額が戻ってきたので,実際の納税額はわずかしかないことになります。

去年はたまたまだったので,今年はそれほど控除はないはずなのですが,それでもちょっと心配ではあります。

ということで,医療費等の確定申告の分も忘れないようにしないといけませんね。


それよりも,「ふるさと納税」の寄付の分がどうやったらもどってくるかということを,書くのを忘れていました。

還付を受けるためには,確定申告をしなければならないんです。

うわ。めんどくさそう。

と思う方も多いかもしれません。

でも「ワンストップ申請」もあるのでそれほど心配はいらないかも?

次回の記事ではそのあたりを書くことにします。





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